Python：Tkinterを使ってGUIを作成しよう その4
昨日に引き続きTkinterを使ったGUIについてまとめます。
今日は
- チェックボタン
についてまとめたいと思います。
チェックボタンを作ってみよう。
とりあえずチェックボタンを作ってみましょう。
#tkinterをインポート import tkinter #ウィンドウの作成 root = tkinter.Tk() #ウィンドウのタイトルを作成 root.title("ボタンとか作ってみよ〜") # 画面サイズの最小サイズの指定 root.minsize(640,480) # 画面サイズの最大サイズの指定 root.maxsize(1000,800) #-------ここからチェックボタン部分--------- #チェックボタンの前処理 var_check1 = tkinter.BooleanVar() var_check1.set(True) var_check2 = tkinter.BooleanVar() var_check2.set(False) #チェックボタン1の設定 check1 = tkinter.Checkbutton(root,variable = var_check1, text = "チェック１") #チェックボタン2の設定 check2 = tkinter.Checkbutton(root,variable = var_check2, text = "チェック2") #チェックボタン1の場所を設定 check1.place(x = 50,y = 100) #チェックボタン2の場所を設定 check2.place(x = 50,y = 200) #-------ここまで------------------- #アプリを終了するまでループする処理。：これは一番最後に。 root.mainloop()
チェックボタンの作り方
- チェックボタンの特徴
ラジオボタンと違い、事前に設定された選択肢のうち好きなだけチェックできる
という特徴を持っています。
今回の例でいくと、チェックボタン１ と
チェックボタン２があります。
チェックボタン１と２のうち、チェックを入れた（選択肢を選んだ）ものを
取得するための前準備として以下を記述します。
- Ture : チェックが入っている状態
- False : チェックが入っていない状態
#チェックボタンの前処理 var_check1 = tkinter.BooleanVar() var_check1.set(True) var_check2 = tkinter.BooleanVar() var_check2.set(False)
- var_check1 = tkinter.BooleanVer()
var_check2 = tkinter.BooleanVer()
チェックボタン1とチェックボタン2の状態を Trueか Falseで取得できるように
var_check1とvar_check2を準備します。var_check1.set(True)
var_check1に初期値として"True"をセットします。
これで、チェックが入った状態になります。var_check2.set(False)
var_check2に初期値として"False"をセットします。
これで、チェックが外れた状態になります。
#チェックボタン1の設定 check1 = tkinter.Checkbutton(root,variable = var_check1, text = "チェック１") #チェックボタン2の設定 check2 = tkinter.Checkbutton(root,variable = var_check2, text = "チェック2")
チェックボタン１と２の設定をそれぞれ行います。
- variable = var_check1
- variable = var_check2
チェックボックスを
1.選択した場合：True
2.選択しなかった場合：False
をvariableに設定したvar_check1とvar_check2に設定します。
#チェックボタン1の場所を設定 check1.place(x = 50,y = 100) #チェックボタン2の場所を設定 check2.place(x = 50,y = 200)
こちらは前回と同じくx座標・y座標でチェックボタンの設定をしています。
<最終更新日：2021/08/24>
2021/08/24 投稿
