NumPyのndarray その2 計算してみよう
昨日はndarrayで、1次元配列〜3次元配列まで実際に作ってみました。
Numpyの特徴として、高速計算が可能であったり、
配列ベースでの計算が可能だったりしますが、
どのように行うのか実際にやってみたいと思います。
実際に3次元配列に数値を入れて計算をしてみよう。
まずは昨日と同じデータを入れた3次元配列を作ってみます。
#昨日と同じ3次元データを作成。 import numpy as np # 3次元データを作ろう。 data3 = [[[1,2,3,4,5],[2,4,6,8,10]],[[3,6,9,12,15],[4,8,12,16,20]]] a3 = np.array(data3) #四則演算をやってみよう。 print(a3+5) print(a3-3) print(a3*a3) print(a3/2)
結果:
a3+5
[[[ 6 7 8 9 10]
[ 7 9 11 13 15]]
[[ 8 11 14 17 20]
[ 9 13 17 21 25]]]
a3-3
[[[-2 -1 0 1 2]
[-1 1 3 5 7]]
[[ 0 3 6 9 12]
[ 1 5 9 13 17]]]
a3*a3
[[[ 1 4 9 16 25]
[ 4 16 36 64 100]]
[[ 9 36 81 144 225]
[ 16 64 144 256 400]]]
a3/2
[[[ 0.5 1. 1.5 2. 2.5]
[ 1. 2. 3. 4. 5. ]]
[[ 1.5 3. 4.5 6. 7.5]
[ 2. 4. 6. 8. 10. ]]]
このように、For文などループ処理を使って要素ごとに計算する必要はなく、
ベクトル演算という方法を使って計算を行うことができます。
<最終更新日:2021/09/07>
2021/09/07 投稿