Python：Tkinterを使ってGUIを作成しよう。 その３
昨日に引き続きTkinterを使ったGUIについてまとめます。
今日は、
の使い方をまとめたいと思います。
ラジオボタンを作ってみよう。
とりあえずラジオボタンを作ってみましょう。
#tkinterをインポート import tkinter #ウィンドウの作成 root = tkinter.Tk() #ウィンドウのタイトルを作成 root.title("ボタンとか作ってみよ〜") # 画面サイズの最小サイズの指定 root.minsize(640,480) # 画面サイズの最大サイズの指定 root.maxsize(1000,800) #-------ここからボタン部分--------- #ラジオボタンの前処理 var_radio = tkinter.IntVar() var_radio.set(0) #ラジオボタン1の設定 radio1 = tkinter.Radiobutton(root, value = 0, variable = var_radio, text = "ラジオボタン１") #ラジオボタン2の設定 radio2 = tkinter.Radiobutton(root, value = 1, variable = var_radio, text = "ラジオボタン2") #ラジオボタン1の場所設定 radio1.place(x = 50,y = 150) #ラジオボタン2の場所設定 radio2.place(x = 50,y = 200) #-------ここまで------------------- #アプリを終了するまでループする処理。：これは一番最後に。 root.mainloop()
ラジオボタンの作り方
#ラジオボタンの前処理 var_radio = tkinter.IntVar() var_radio.set(0) #ラジオボタン1の設定 radio1 = tkinter.Radiobutton(root, value = 0, variable = var_radio, text = "ラジオボタン１") #ラジオボタン2の設定 radio2 = tkinter.Radiobutton(root, value = 1, variable = var_radio, text = "ラジオボタン2") #ラジオボタン1の場所設定 radio1.place(x = 50,y = 150) #ラジオボタン2の場所設定 radio2.place(x = 50,y = 200)
- ラジオボタンの特徴
ラジオボタンとは、事前に設定された選択肢のうち必ず１つを選択する
という特徴を持っています。
今回の例でいくと、ラジオボタン１ と
ラジオボタン２があります。
ラジオボタン１、２のどちらを選んだのかを取得するための前準備として
以下を記述します。
#ラジオボタンの前処理 var_radio = tkinter.IntVar() var_radio.set(0)
var_radio = tkinter.IntVar()
どのラジオボタンをを選んだのかを整数で受け取れるように
var_radioをここで準備します。var_radio.set(0)
var_radioに初期値として"0"をセットさせます。
#ラジオボタン1の設定 radio1 = tkinter.Radiobutton(root, value = 0, variable = var_radio, text = "ラジオボタン１") #ラジオボタン2の設定 radio2 = tkinter.Radiobutton(root, value = 1, variable = var_radio, text = "ラジオボタン2")
ここでラジオボタン１と２の設定を行います。
variable = var_radio
ラジオボタン１、２のどちらを選んだかをvar_radioに設定します。
例：
1.ラジオボタン１を選んだ場合：var_radio：０
2.ラジオボタン２を選んだ場合：var_radio：１
となります。
初期値として、var_radio.set(0)となっているので、
pythonを実行したすぐはラジオボタン１を選択した状態になっています。
#ラジオボタン1の場所設定 radio1.place(x = 50,y = 150) #ラジオボタン2の場所設定 radio2.place(x = 50,y = 200)
こちらは前回と同じくx座標・y座標でラジオボタンの設定をしています。
<最終更新日：2021/08/23>
2021/08/23 投稿
